こんにちは
遠藤です
だんだんと暖かい日が増えてきましたね!
今回は春に起こる心や身体の変化などのお話です
参考になれば幸いです。
年中通して同じにはならない心と身体
春、夏、土用、秋、冬
季節は移り変わっていきますね。
お日様の日照時間も温度も変わっていきます
周りの景色も同じだったことは無いのです
季節が変わるように皆さんの心と身体も変化していきます
私たちも自然界の一部ですから
木を見ても、春に新芽を伸ばし夏には葉っぱを青々と伸ばし秋には紅葉して冬にはまた葉を落とし寒さに耐える。
人の心と身体も季節により変化をしていきます。
また、春に何だか不調を感じる方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
今回は春の心と身体と食事のお話をしていきますね!
春は肝臓が活発に働き始める
東洋医学の陰陽五行説では人の身体などを自然界の物で例えます
木、火、土、金、水で例えており
森羅万象を表しています
春は木で表し、臓器は肝臓、胆嚢にあたります
本日は陰陽五行説については詳しくは記載しませんが、また時折出していきます。
冬の間は、身体は省エネモード
木の成長もさほど見られませんし冬眠している虫や動物なんかもいますね
人の身体も冬の間は老廃物をため込んだ状態となっています
春になると木々が枝葉を伸ばし始め、虫や動物が冬眠から目覚めて動き始めるように
人の臓器は肝臓が活発になり、エネルギーは下から上に上り始めて
冬の間ため込んでいた老廃物を外に流し始めるのです。
春の身体とは?
春は肝臓が活発になりますので解毒能力も向上します
肝臓が弱っていると
肩こり
こむらがえりなど筋のつり
目の不調
疲れやすい
のぼせ
痙攣
など起こしやすいです
胃痙攣も実は肝臓の不調です。
春の心とは?
春はテンションの高い人が増えますね!
これって実は正常なんです。
肝臓が元氣だと氣分も向上しがちです
肝が不調だと
氣分が沈む、やる氣が出ない、鬱っぽい、イライラ、起こりっぽい
など起きてきます
五月病なんかは肝臓を整えると改善しますよ☆
自然界は理にかなっている!旬の食材はすごい!
さてここからは食材のお話になります
旬の食材はすごいんです!
誰に教わるでもなく勝手にすごいことになっています。
現代のスーパーでは季節や国も関係なく色んな食材が揃ってしまいます。
便利ですし食卓も豪華になりますが
なるべく旬の食材を購入してみましょう!
まず、春は山菜など香りの強い物やイチゴや春の柑橘など酸っぱい物が出てきます
春が旬の食材は肝臓の働きを活発にして解毒効果の高い物が多いです。
春に不調を起こしがちの方はまずは旬の食材を頂いてみて下さい!
また夏が旬のお野菜さんなんかは身体を冷やす性質や利尿効果の高い物が多いです。
夏に熱くなった身体の熱をとってくれるのですね!
そして冬が旬の食材、根菜類なんか多いですが、身体を温める物が多いです!
そして栄養豊富に出来ているんです☆
自然界ってすごいですね!
そして私たちも自然の一部です
春の食材を食べてみよう
少しだけ旬の食材で美味しかった食べ方の紹介をしますね!
菜の花の豚肉巻き
蕗の薹の混ぜご飯
竹の子ご飯
セリのお浸し
なるべく無農薬な物をおすすめします。
簡単な肝臓の活性法
さて、春は肝臓を弱らせないと言う事が重要ですが
簡単な活性法、手当法をご紹介しますね
まずは自分の心を見直す事
イライラ怒ってばかりいると肝臓は弱ります。
なるべく穏やかにお過ごし下さい。
また、肝臓が弱るとイライラ怒りやすくなります。
下腹部を鍛える、腹式呼吸
筋肉が弱くて内臓下垂になってしまうと肝も座らず弱ってしまいます
丹田に力が籠る様な運動や腹式呼吸での深呼吸を1日に7〜10回位行う習慣をつけるのも良いです
肝を座らせて氣持ちもどっしりと構えましょう
肝臓の上を刺激する
肝臓は右胸の下の肋骨の内側に隠れている大きな臓器です、右脇腹、肝臓のある辺りをトントンと叩いて刺激してみましょう
さするのも良いですが、さする時は胸椎5番(T5)の右側を一緒に揉みましょう
こんにゃく湿布
これは自然療法では有名な方法です
こんにゃくを沸騰したお湯で10分ほど茹でます
※こんにゃく粉でできた物ではなく、こんにゃく芋から出来たこんにゃくを使う事です
茹でたこんにゃくを心地いい温度感で感じられる様に厚めにタオルで包み、肝臓の上に置いて30分程湿布します。
終わったら冷たいタオルでこんにゃく湿布した場所を1分冷やします
こんにゃく湿布を知らない人は驚きの方法かもしれませんが相当効果的で身体が元氣になります。
ついでに腎臓の所も同じ様にこんにゃく湿布すると更に元氣になりますよ〜☆
使ったこんにゃくは水につけて冷蔵庫で保存しましょう
次の日も使えます
使い続けると小さく縮んでいきます。